4月下旬〜11月上旬
【エサ釣り(釣って食べるところ)、情報】
営業日につきまして下記カレンダーの営業を予定しております。
今シーズンは11月上旬まで営業予定で
12月〜3月の冬季営業も計画中です。
本年度はインターネット事前受付の設定日はありませんので、
当日そのままお越しくださいませ。
※釣り受付終了(最終入場時間)は平日14:00、土日祝15:00です。
ブランドニジマス「銀河サーモン」、ブランドヤマメ「大雪ヤマメ」は
敷地内の「大雪つりぼり」でお客様に釣っていただき
併設している食事処で調理しその場で食べることができます。
もちろん鮮度抜群、お勧めはコリコリした食感がくせになる銀河サーモンの刺身、
カリッとサクッと旨味が溢れ出る大雪ヤマメのからあげです。
2000m級の山々が連なる大雪山。その大雪山の雪溶け水が大自然の天然フィルターを長い年月をかけ
湧き出した冷水を使用し養殖をしています。
魚は水が命なのは言うまでもありません。
その水の温度は冷たく、年間平均水温は約7℃。夏でも約14℃程度までしか上がらず、逆に
冬の一番の寒い時期でも2℃〜3℃と水が凍ることはなく年中通じて冷たい環境で魚を育てています。
この冷たくきれいな水のおかげで川魚特有の臭みは全くなく、身がキリッと引き締まり、
歯でかむとコリコリとした食感のうまみのある魚に成長します。
ただ一方で、温暖地で育つ魚より成長が遅く、約2倍〜3倍程度の時間がかかってしまいますが
採卵から1kgの成魚になるまで実に3年以上というじっくりと時間をかけ大切に育てています。
約21,000坪という東京ドームの敷地より広大な土地に大小さまざまな養殖用の池があり
その数は実に50以上にのぼります。
広い池に悠々と泳ぐ当組合のニジマス・ヤマメ・オショロコマ・イトウはその中で
すくすくと育っていきます。
狭い池でたくさんのニジマスを入れると良いニジマスにはなりません。
当養殖場の池では過密させないように気を配り、体の成長に合わせて
広い池へ移動させますので、ニジマスもストレスなくゆったりとしたスペースで泳ぐことができます。
ニジマスの綺麗な銀色の魚体もこの環境ならではといえます。
もちろん他の魚たちも同様の良環境の中で育てていきます。
魚たちにとって最適な環境を整えるため4名体制で365日1日も休むことなく
水温・水質・えさの管理を続けています。
豪雨になれば夜中であっても出動し、水量確認・調整などの適切な処置を施し、
養殖池の底が汚れてくれば広〜い池を数名の手作業のこすり洗いできれいにしていきます。
また、どれだけおいしい魚でも安心・安全でなければなりません。
抗生物質や殺虫剤などを池の水に投薬したりすることは一切行っておらず
強い魚のみが生き残り、残念ながら大半の魚は成魚になる前に自然淘汰されてしまいます。
養殖に使用している大雪山からの雪解け水も1ヶ月に2回、水質検査を行いさらに
大雪つりぼりでは皆様に安心して食べていただけるよう魚自体に関しても
定期的に成分検査を行っております。
大雪つりぼりで使用しているえさは
遡ること今から20年前、大手飼料メーカーの研究者の方々と当つりぼりの職員が
ここの魚たちに最も良い成分の配合を長い年月をかけ調査研究しその結果
作られた専用のもの。
この黄金比率のえさですが魚の成長に合わせた適量を適切なタイミングで
与えることにより健康で身のしまったおいしい魚になります。
また、通常エサの吸収率を高めるために添加するオイル(油)を大雪つりぼりでは添加していません。
これは、オイルを添加した魚はわずかですが身に油臭さを感じることがあったので、
成長はおくれますがオイルは添加せずに魚たちを育てております。
当つりぼりは約50年の歴史があります。
極上の魚を育てるのに終わりはありません。手間も時間もかかりますが妥協は一切せず、
より安心・安全な魚を育てるため、皆様に食べていただいて「うまい!」と言っていただける魚を
育てるために日々精進してまいります。
ぜひ一度、大雪つりぼりの魚をご賞味くださいませ。