<採卵時期>
10月〜11月くらい
<オショロコマって?>
当つりぼりでよく「オショロコマってなに?」と聞かれます。
私は「イワナの北海道限定バージョンです。」と答えます。
オショロコマはイワナが北海道の寒さに適応した種なのでイワナといえばイワナだしオショロコマといえばオショロコマです。
<空気中で10分間生きていた!?>
オショロコマは生命力溢れるタフな魚なんです。
これは従業員に聞いた話なのですがその昔、オショロコマを移動させるため池からすくい上げた際にそのうちの一匹が飛び跳ねてコンクリートとコンクリートの隙間に挟まってしまったそうな。
それに気づかず10分後に発見され慌てて水中に戻したところ何事もなかったかのように元気に泳いでいってのでたいそう驚いたとの事です。
<オショロコマは立ちます>
ニジマスもヤマメもそうですが普通の魚は陸にあげると横たわりビチビチと跳ねます。
一方のオショロコマはというと・・・立ってウネウネと動きます。
これは川の上流にある細い沢を行き来するためこのように腹が平らになったようです。
<コンクリートを掘る?>
当社の大雪つりぼりではオショロコマを入れているコンクリートの池がありますが(その年により違う魚種の場合があります)その池の真ん中にいつもたくさんのオショロコマが頭を突っ込んでいる浅い穴が開います。
実はその穴は隠れるのが好きなオショロコマが何世代、何十年と長い月日をかけて掘ったものだ。という大雪つりぼり都市伝説があります。
<オショロコマといえば塩焼き>
なんといってもオショロコマといえば塩焼きです。
とくに囲炉裏の炭火で焼くオショロコマは余分な水分が串を通して落ち、外はサクっと中はふっくらと焼き上がりなんともいえない香ばしい味がします。ご飯がすすみます。
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